5.高値で売ることを優先するために、ボディの傷を模型の塗装ペンなどで塗ってしまう。

”この行為に至っては憤りをとおり越して、悲しみしか浮かびません。現代では作られることのない歴史あるカメラやレンズの傷隠しに、彼らは安易な素人塗装をします。その理由は、出品時に写真写りを良くするためという最低なものです。確かにカメラ内部など反射防止塗装の致命的な欠けなどをリタッチすることはありますが、彼らが気にするのはそういった実用面ではなく、あくまで偽りの美品を名乗らせるための外観だけです。”

それも指導されて一部の売り物には処置しましたが、やっていて違和感はありましたね。見た目だけ良く見せているだけで、明らかに詐欺ですし。

”さらに腹立たしいのは、出品車がさも他人事のように「前オーナーが丁寧にリタッチしているようで」などと厚かましく嘘をつくことであり、カメラを扱っている者ならばおよそ理解できるであろう「傷も歴史」という感覚が最初から存在しないことです。この非常識な行為がマニュアルとして広められたために、特定転売者のIDからは見苦しい素人塗装のカメラやレンズが続々出品されるという異常事態が発生しました。”

実は、「前オーナーが丁寧にリタッチしているようで」とはまんざら嘘ではないのです。仕入れた転売人(特に転売塾で始めたばかりの初心者)も本当に知らず仕入れているのです。その意味するところは、既に同じ目的で転売をしている同業者同士の間で商品がぐるぐる回っている状態を示しています。それだけ既に悪質なカメラ転売人であふれていてつぶし合いの様相ということでもあります。
これではまともなやり方で儲かるわけがありません。特に転売塾に入って始めたばかりの初心者なんかは先行者がヤフオク転売で儲ける「絶好のカモ」ですよ。
ご指摘の事例だと、初心者とは考えにくいので、それなりに慣れた方が同業者の偽装品に引っかかったので何とか売り抜いて処分しようという魂胆でしょう。一般のお客さんだけではなく、同じ穴の狢である転売人にすら騙し合うわけですから、情け無用の悪質なビジネスでしょう。

何せ某講師はヤフオクでは専ら転売初心者をカモにして相場よりバカ高い値段で売りさばいたと豪語していたわけですから。